7月25日(土)  鳴門のマダイ釣り

マダイ強化月間 第4弾。

今日も天気が悪い。

午後の太平洋側の漁場でジギング勝負の予定だったのだが,
まぜ(南風)が強く吹く予報なので無理。

鯛ラバで大物がねらえる深場のポイントにも行けない。

今日は一日中 瀬戸内側の漁場で勝負。



海峡周辺から スタート。

ベイトの映りはほとんどない。
ここは底を意識した攻めでいこう。

みなさん鯛ラバ,私はタコラバ。(笑)


最近絶好調の 釣りおっさん直伝?のタコラバだが
こんなんで本当に釣れるのだろうか?

予想に反して 最初の一流しから当たった。

弱々しいが 引きは鯛だ。



30cmにも満たない小型だが,いきなりタコラバにヒットした。(驚)


その後はアタリもなくなり,漁場を室の沖へ移動。


漁船が一カ所に集まっている。

飲ませサビキで鯛をねらっている。

ウルメが少なく なかなか掛からないようだが,
掛かれば リーチ一発 即 マダイ ヒットだそうな。


船団を横目に 少し沖目のポイントから流し始める。

潮はあまり動いていない。
魚探にも何も映らない。

しかし,この海域にはウルメの味を覚えた鯛がいるはず。
目の前を通してやれば,潮が悪くてもヒットするのでは…
そう思い 一人ジギング開始。

水深の半分 20回ほどハンドルを巻いて
そろそろジグを落とそうと思ってベールを起こしてもラインが出て行かない。

ジグを止めた瞬間の食い上げアタリ!

スプールを押さえて即合わせ。

たいして大きくはないが,マダイの引き。



ジギングにしては小型の45cm。


鯛ラバの回収中にヒットした方もいる。
タイはイワシに付いて上ずっているようだ。

底よりは中層を意識した巻きで勝負。

その後 こんなものまでジグにヒット。



ジグで初めて釣った シロギス。

スレじゃなく きっちりフッキング!!



潮が止まってしまったので 漁場移動。

本流を横切り 鎧崎 阿那賀沖へ。

ここはウルメの入ってきている感じがしないようなので,
再び底を意識した釣り。



今日は気分転換にマダイ用のグラスロッドで勝負。
粘りがあってバレにくいが,1.6mなのにやたら持ち重りがする。
リールはメバル用と いつものように使い回しタックル。

砂地に魚礁の点在するポイントなので
気分転換に赤いタコラバで底を攻める。

親指でサミングしながらタイにアピールするよう 特に底近くではゆっくりと落とし,
着底後はピョンとはねるようにタコっぽい動きを演出。

最初の一巻きで ガツガツガツ…

久々の感触。いいねぇ この手応えは。



タコラバで釣れた… 54cm

その直後も2回続けて当たってきたが,フッキングせず。



今日の秘密兵器。

とはいえ,自作鯛ラバにタコベイトかぶせただけですが。



そうこうしているうちに またヒット。

今度も先ほどと同じくらいの手応え。

同寸の54cm。



針を外そうと思ったら タイがタコ吐いた。

これぞまさにマッチ ザ ベイト。

やはり この漁場の鯛はイワシではなく,底物を食べていた。


潮がなくなってきたので,再び本流を横切り瀬の肩沖・ソーズへ。

と 同時に雨が落ちてきた。

それも視界がなくなるほどの土砂降り。



ここはイワシの味を知っているタイがいるので,ジギング勝負。

鯛ラバの方が何匹かヒットさせるが,ジグには反応しない。



最後に港の前に戻ってきた。

潮は海峡に向けていい感じで流れている。



これまで一人 ノーフィッシュだった方が鯛をゲットし
全員安打となつたところで
13:15 終了。



船中7人でこれだけ。

風は予報ほど吹いていなかったが
後半は雨に降られて真夏なのに寒い釣りとなってしまった。

鯛は漁場によって何を捕食しているかが違う。

水深・潮の流れる強さに 海水の色・ベイトの映りなどの要素を考慮して
どのタックルでどのレンジをどんな攻め方をすれば鯛に口を使わせることができるか
考えた釣りをしなければ…夏場の鯛は難しい。



本日の釣果 マダイ 〜54cm 4匹